京王電鉄は、社員起点オープンイノベーションプログラム「My turn」を開始することを発表した。

　同プログラムは、年次・役職を問わず、社員自身の「やりたい」を起点に「解決したい課題」や「チャレンジしたいアイデア」を募集し、外部パートナーとの共創を通じて新規事業創出に挑戦するもの。

　また、「どこからでも、誰からでも挑戦できる」共創の仕組みを構築し、挑戦する風土を醸成することで、イノベーションの担い手となる「共創人材」を生み出すことを目指すという。

　なお、ユニッジを同プログラムの伴走パートナーとして迎え、アイデア検討段階からプランの実現に向けてサポートする。採択された事業プランは、外部パートナーと連携し、事業化に向けた実証実験を進めていく。

　プログラムの詳細は次のとおり。

概要

• 名称：My turn（マイ・ターン）
• 対象者：京王電鉄に所属する正社員
• 募集テーマ：京王グループの強みを活かした上で、課題を解決する価値提供を実現できるビジネスアイデア
• 募集開始日：2024年7月4日
• 伴走パートナー：ユニッジ
• プログラムの流れについて：募集締め切り後、社員のアイデアはワークショップなどでブラッシュアップされ、複数回の審査を経て、2026年1月に最終選考を行う予定。選ばれたアイデアの提案者は、外部パートナーとの実証実験などを経て同年7月頃の事業化を目指す

【関連記事】
・電通、新規事業の失敗につながる要因を特定　 「イノベーション組織の成熟度診断」を提供開始
・Sun Asterisk、生成AIを活用した「新規事業創出支援アプリ」のβ版を提供開始
・SUNDRED、東京のスタートアップらとエコシステムを構築し、新産業の「5つの重点領域」を発表