クニエは、既存事業におけるカスタマーエクスペリエンス(以下、CX)の再設計や、新規事業におけるCX設計を検討するBtoB企業に向け「CX4.0診断サービス」を提供開始した。
CX4.0診断サービスとは、同社のコンサルタントが「CX問診ツール」を用いて診断、およびフィット・ギャップ分析を行い、CX改善のポイントや今後の具体的アクションを整理するコンサルティングサービス。
CX問診ツールは、同社の新規事業開発やCXKPI指標設計のコンサルティング経験を踏まえて独自に開発したツールで、5つの評価項目・計70問で構成されている。
CX4.0診断サービスは、次の5つの評価項目で網羅的・体系的に問診・診断を行う。
- 顧客理解:顧客のニーズ・課題を踏まえたサービス・製品になっているかを確認
- CXドライバー:顧客理解に根差したCXドライバーが定義されているかを確認
- CX調査・分析:顧客の評価に関する情報収集とデータ分析の仕組みを確認
- CX評価制度:CXKPIの設定と組織内の評価制度を確認
- クローズドループ:CX評価結果の報告、フィードバック、改善のサイクルを確認
なお、料金は45万円(税別)、期間は約1.5ヵ月(週1回の問診ペースの場合)での提供となる。
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