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KDDIがビジネスプラットフォーム「WAKONX」で目指す新たなモビリティ社会

KDDI SUMMIT 2024レポート

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AIと5Gが支える未来のモビリティプラットフォーム

 相澤氏は、モビリティの進化について「まずは閉域から始まるべき」とし、ロボットやモノがいきなり外に出るのは危険であるため、まずは工場や倉庫、オフィスやマンションといった閉鎖的な空間での導入が必要だと語った。こうして培われた技術がやがて外部に拡張され、5Gの力が発揮されることになると述べた。実際、Wi-Fiがカバーしきれない移動時の通信を5Gが支えているように、モノやロボットが外に出る際に5Gの重要性が増す。

 KDDIは、24時間365日の監視と運用を可能にする体制を整え、ロボットの外部展開を支えていく。これは、通信キャリアとして長年培ってきた運用ノウハウをもとにしたものであり、KDDIならではの強みだといえる。さらに、AIを活用した「AI Enabled モビリティプラットフォーム」についても説明がなされた。サテライトグロース戦略の中心には5GとAIがあり、これをモビリティに適用することで、移動手段を超えた価値を提供することが可能になる。

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梶川 元貴(Biz/Zine編集部)(カジカワ ゲンキ)

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