Relicは、名古屋地区においてインキュベーションとオープンイノベーションを融合した独自のプログラム「NAGOYA TRY CATAPULT」を開始した。
NAGOYA TRY CATAPULTとは、同社が新規事業開発支援で培ったノウハウを活かし、名古屋市を拠点としたインキュベーションとオープンイノベーションを融合した独自のプログラム。
新たなビジネスアイデアをもつ企業・大学・自治体・起業家を対象に、アイデアの具体化から市場投入までのプロセスを包括的に支援する。業界の専門家やメンターとの連携を通じて、事業の成長と拡大をサポートすることを目的としている。
なお、同事業は「名古屋市イノベーション創出促進プログラム支援補助金」を活用して実施するとのことだ。
施策
①LECTURE
事業開発に必要なマナーを備えることを目的に、業界専門家によるレクチャーを実施。現時点で次の実施が確定している。
- 事業開発の全体像と要望の吸い出し
- 不確実性をコントロールする新規事業開発プロセスとマネジメント
- ラピッドプロトタイピングを用いた検証手法と高速検証の実施
②MENTORING
気軽に立ち寄れ相談・作業できる場の提供を目的とし、平日にオープンオフィスを実施。
③COLLABORATION
より踏み込んだ本質的な取り組みに昇華するため、手段に寄らない柔軟なコラボ施策を提供。
上記の3つのステップについて名古屋市周辺の施設も活用しながら、事業支援を行うとしている。
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