ギックスは、「レベニューマネジメント高度化伴走支援」サービスの提供を開始し、同サービスをANAグループの新ブランド「AirJapan」を運航するエアージャパンが導入、取り組みを開始したと発表した。
レベニューマネジメントとは、需要を予測し価格を変動させたり、在庫管理やシフトに反映させたりすることで、利益の最大化を目指す手法。同サービスは、レベニューマネジメントに必要なデータ分析から、高度化のためのデータインフォームドな業務サイクルの構築サポートまでを継続して支援するもの。
初期フェーズでは、利活用可能なデータの整理や分析方法を検証し、レベニューマネジメント高度化に不可欠なダッシュボードを構築。ダッシュボード構築後は、ダッシュボード上のデータをもとに、仮説立案から実行、再検証を経て、戦術化までを伴走支援する。
AirJapanのレベニューマネジメントに関する取り組みは、運航初年度となるため、搭乗旅客数・運賃設定などの自社データ蓄積を進めながら、中長期での高度化に向けた検討が行われていたという。
ギックスは同取り組みで、レベニューマネジメントに有効な社内外データの収集から分析、戦略・戦術の策定から実行までを伴走支援することにより、AirJapanのレベニューマネジメント高度化を実現し、利益の最大化を目指すと述べている。
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