dotDataは、インテックと金融機関のAIを活用した業務効率化・生産性向上などのDX推進を目的に、データ利活用分野で協業を開始すると発表した。
同協業により、インテックが提供する金融機関向けソリューション「fcube」と、dotDataが提供する特徴量生成・抽出を自動化するAI、生成AIを融合した「dotData Insight」を連携する。
fcubeが蓄積するデータから、dotDataのAIによって自動生成・抽出されたデータ特徴量を、BIツールのように直感的に可視化し、生成AIとのアイデアの壁打ちによって顧客や営業に関するインサイトを得られるという。
また、dotData Insightの分析結果は、fcubeのアプリケーションを通じて金融機関の担当者が閲覧でき、顧客の行動や要望の変化など、データ特徴量を活用した営業・マーケティング業務の効率化・生産性向上につながる気づきとして還元するとしている。
両社は今後、要望に合わせた業務ユースケース別分析テンプレートの追加、データ特徴量の抽出などを提供していくとのことだ。
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