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オカムラ、「カーボンニュートラルデザイン」を策定 製品ライフサイクル全体でCO2排出の最小化を目指す

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 オカムラは、2050年度カーボンニュートラルの実現に向けたサステナブルな製品開発において、環境負荷を低減した製品の開発をさらに推進するため、「カーボンニュートラルデザイン」の考え方を策定した。

 同社は、2022年には、製品ライフサイクルを通じてCO2の排出量を正しく計算し、排出量と同等の排出権(クレジット)付きの製品を顧客に提供する「カーボンオフセットプログラム」を導入し、製品ライフサイクル全体でのCO2排出量を正確に計算し管理する取り組みを進めている。

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カーボンニュートラルデザインに基づく取り組みについて

 製品の開発において、原材料調達から製造、販売、使用、廃棄までの製品ライフサイクル全体でCO2排出量を把握(販売製品のカーボンフットプリントを算出)し、製品ライフサイクルの各段階でよりCO2排出を少なくする製品開発を目指す。

 調達では、CO2排出量が少ない材料の採用。製造では、高効率の機械や省エネルギー型の設備導入などの製造プロセスの改善、製造過程での廃棄物削減と再利用・リサイクルの実施。販売においては、効率的な輸配送によるCO2削減や積載効率の向上。使用では、部品の共通化による長寿命化を図るなど、製品ライフサイクル全体で環境負荷を低減した製品開発を推し進め、CO2排出量の削減に積極的に取り組むとしている。

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