武蔵野美術大学と、プレイドの事業開発組織「STUDIO ZERO」は、共同研究プロジェクトとして企業や組織のカルチャー変革を加速するために「カルチャーシフト・デザイン研究所」を1月1日に設立した。
同研究所は、先進的なスタートアップ企業や国内有数の大企業を複数社選定したうえで、大企業が効果的に企業カルチャーを変革するための新しいフレームワークを探索・構築することを目的とするもの。同研究所では、次の内容に取り組むことを計画しているという。
- フレームワークの構築:変革に成功している企業の事例研究や、企業文化の再構築に必要な要素を分析。これを基に、企業カルチャー変革のためのフレームワークを作成
- ワークショップの実施:学生とともに、多くの企業役員やカルチャー推進担当者を対象としたワークショップを開催。スタートアップのアプローチを基に、変革を支援する実践的な手法を提供し、フィードバックを収集
- 実践と検証:提案されたフレームワークを複数の企業に適用し、変革プロセスを検証。フィードバックを得ながら、フレームワークを精緻化
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