レイヤーズ・コンサルティングは、企業におけるCEO、CFO、経理・財務役員向け冊子『CFO革新』を発刊した。
同社は、日本企業の稼ぐ力の復活や企業価値向上のためには、本社が求心力を持ちながら強力に事業構造変革を推進することが不可欠だと述べる。そのためにはまず経理財務部門を中核にCFOを支える組織「CFO組織」への変革(トランスフォーメーション)に着手する必要があると考えているという。
同社では、CFO組織を「CFOを核に『熱き想いと冷徹な計算』で企業価値創造をドライブする集団」と定義。経営戦略、経営管理、財務会計、ファイナンス戦略、税務戦略、内部統制、リスクマネジメント、監査、サステナビリティ、IRなどの領域を広く担当し、大胆な構造改革における推進力となる存在だとしている。
同冊子を発刊し、経理財務部門をCFO組織へと変革していくポイントを紹介。日々経営に真摯に向き合うCEOの右腕であるCFO、および経理財務部門に向けた内容になっているという。
なお、CFO革新は一般に販売されるものではなく、レイヤーズの顧客に順次プレゼントを予定しているが、閲覧希望の場合はレイヤーズホームページ内にてPDFデータをダウンロードできるとのことだ。
概要
- 書名:レイヤーズ・コンサルティングが発信する新しい日本の経営『CFO革新』
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目次:
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パート1
- 真のCFO組織へのトランスフォーメーション
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パート2
- ただの経理財務担当役員はCFOではない?
- 真のCFOとFP&Aのあるべき姿とは
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パート3
- 会社を動かす真の経営管理の実現に向けて
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パート4
- CFO組織は高利益体質転換や事業構造改革を担え
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パート1
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