QuantumCoreは、エッジAI異常検知ソリューション「VADQoreシリーズ」において、生成AIとの直接連携を可能にする「MCPサーバー機能」と、データ転送技術「QoreConnect」を実装した。

MCPサーバー機能により「OpenAI」「Gemini」「Claude Desktop」などのLLMとの直接連携を実現。「今日のラインごとの稼働状況は?」「不良率が上がっているラインはどこ?」「人員ごとの生産性レポートを作成して」など、現場データを自然言語で問い合わせられるようにした。
またQoreConnectにより、複数センサーのデータの効率的な転送を実現。工場内の数十台のセンサー情報を一元管理できるようにしたほか、生成AIにより分析レポートの自動生成も可能にする。

同社は新機能を搭載した製品を2025年7月より順次出荷する予定。製造業をはじめ、インフラ設備、物流倉庫など、幅広い産業分野での導入を見込んでいる。
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