TOKIUMは、全国の企業で経理・財務を担当している1,100名を対象に、経理AIエージェントに関する実態調査を実施した。
調査サマリー
- 経理業務の生産性向上に、AIの活用は重要と回答した人は49.8%
- 経理業務にAIを活用できている企業は全体の2割以下(18.9%)
- 約半数(48.2%)の企業が経理部門における人手不足が課題
- 人手不足の解消手段として、79.1%が経理AIエージェントの活用有効と回答、導入への関心も58.8%
AIの重要性は理解しつつも、経理業務に活用できているのは2割以下
生産性を向上させる上で、約半数の49.8%がAIを活用することが重要と回答。一方で、実際の業務に活用していると回答した人は18.9%にとどまった。

AIを活用する上での課題として、「AIを活用するためのスキルの不足」(41.0%)や「運用管理やデータ分析を担う人材・ノウハウが不足している」(35.0%)ことに加えて、「既存システムと連携しづらい」(19.8%)ことや「導入後の継続的な運用サポートや、定着支援の不足」(18.4%)が挙げられた。

約半数の企業で経理部門の人手不足が課題に
今回の調査では、人手不足が業務を行う上で課題になっていると回答した企業は48.2%となり、経理部門における人手不足が業務を行う上での課題になっていることがわかった。

約8割が人手不足を解消する手段として経理AIエージェントに期待、約6割が導入に関心
人手不足の解消手段として経理AIエージェントの導入が有効であると回答した人は79.1%となり、人手不足解消のための手段として大きな期待が寄せられていることがわかった。また、この高い期待を反映するように経理AIエージェントの導入に関心があると回答した人は58.8%となり、多くの人が導入に前向きということがわかった。

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