Relicは、大企業向けに、新規事業開発の新たな選択肢として新サービス「新規事業創出型スタートアップM&A」の提供を開始した。

同サービスは、これまでRelicが新規事業開発支援やCVC支援、スタートアップ投資やM&Aなどで培った知見を生かし、新規事業開発におけるスタートアップM&A戦略の立案から案件探索、買収実行、PMI、買収後のグロースまで一気通貫で支援するもの。
サービス概要
同サービスは、買い手である大企業向けと売り手であるスタートアップ企業向けの、2つのサービスラインで構成されている。
サービスライン①:大企業向け「スタートアップM&A実行支援プログラム」
M&Aを新規事業開発の起点として活用し、戦略立案から買収後のグロースまでを一気通貫で支援。
- M&A戦略設計支援:新規事業開発戦略の設計や買収実行計画を策定。グロースに向けた事業開発体制も構築する。
- ソーシング/オリジネーション支援:Relic独自のネットワークと100万件以上のスタートアップデータベースを活用。戦略やポートフォリオに合致する優良スタートアップを探索・見極める。
- FA・アドバイザリー支援(買い手側):条件交渉やデューデリジェンスを支援。必要に応じて提携先とも連携する。
- PMI・事業グロース支援:推進体制設計、プロダクト開発、顧客開拓など、買収後の成長を伴走支援する。
サービスライン②:スタートアップ向け「M&A/EXIT支援プログラム」
EXITを希望するスタートアップに対し、売却準備からクロージングまでを段階的に支援する。
- フェーズ1─売却準備支援:売れる状態を整えるための事前支援(FA契約前)
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フェーズ2─売り手FA業務:
- 戦略設計・資料整備(バリュエーション、論点整理)
- マッチング・初期交渉(意向表明受領)
- 意向表明以降のクロージングまでのディール支援
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