ゼロワンブースター(以下、01Booster)は、新規事業「モカブル -コーヒーを食べる-」を展開するモカブル社のカーブアウト・社外事業化を、制度立案段階から法人設立・資金調達まで一気通貫で支援したことを発表した。
01Boosterは、サントリーホールディングスの社内ベンチャー制度「FRONTIER DOJO(フロンティア道場)」に構想段階から関わっている。モカブル社設立の原案となった事業プランに関して、アイデアをブラッシュアップする段階から支援してきた。

01Boosterへの出向により事業化を促進
採択後は、01Boosterが提供するIBR(出向型新規事業開発支援プログラム)を利用し事業を育成。同社に出向後は、改めて事業計画とブランド設定を策定した。商品の訴求ポイントを確認して価格帯・売り方を検討し、老舗大手百貨店での販路を拡大。2025年2月には北米市場で正式ローンチをサポートし、スケール化を実現した。また、事業促進や拡大に必要な人材やリソースの提供、組織作りなどについてもサポートしている。
社外での事業化(カーブアウト)を支援
事業規模拡大に向け出口の協議を進め、2025年4月会社設立を伴走。事業のブラッシュアップや外部からの資金調達に必要な事業計画書・財務諸表・資金繰り計画書などの作成、資金調達先候補の紹介などをサポートした。9月にはジェネシア・ベンチャーズやサントリーホールディングスなどから総額1.5億円の資金調達を実施。モカブル社としてカーブアウトを果たした。

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