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データ活用のその先へ――電通クロスブレイン新社長小野洸一氏が語る、事業創造を見据えた伴走支援の進化

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電通クロスブレインは「変わる必要があるかどうか」を隣で共に考える

MZ:変革を求めている企業にとって、電通クロスブレインは心強いパートナーになりそうだと感じます。

小野:変革という言葉はよく使用されますが、実は積極的に変革したい人も企業も存在しないと思っています笑。なぜなら、現状に問題がないならば無理に変わる必要はないからです。一方で、「このまま維持しよう」と安易に考えていいわけでもありません。

 外部環境が変わる中で、何をどこまで変えるべきかを見極めることが重要です。だからこそ当社は「変わる必要があるかを、一緒に見極める」という距離感を大切にしています。

 外部から「これを変えた方がいい」と言うだけの存在ではなく、電通クロスブレインはクライアント企業様と一緒にプロジェクトを推進し、先方の思考のメカニズムを理解した上で「やっぱりこれは変えた方が良いんじゃないですか?」「今の成長を維持していくためには、裏側をこう変えなければならないですよね」と言える関係性を目指しています。大前提として何でもかんでも変えるアプローチをするのではなく、本当に変革が必要な人に変革の道筋とその検討幅をデータを添えながら示すことで向き合う。それが我々のような会社にとっての実直な姿勢だと思っています。

経験が生む「違和感」を理論とデータで裏付け、発展させる

MZ:ありがとうございます。変革の必要性を見極め、そこから道筋を示すというスタンスなのですね。そうした新しい価値を創造していくチームや、これから仲間になる方に対して、小野さんが特に期待することや、大切にしてほしいことはありますか?

小野:一人ひとりが抱く、違和感を大切にしてもらいたいと思っています。たとえば生成AIは同じプロンプトを投げたら大体同じことが返ってきます。その結果に対して、どんな疑問を持てるか、どんな議論の発展幅を持てるかは、それぞれの人が蓄積してきた考えや価値観によって変わります。だからこそ、「何か違うんじゃない?」という意見を面白がれる企業風土を作っていきたいと思います。

 そして、この違和感を育てるアカデミックな知見も不可欠だと考えます。システム思考やサービスドミナントロジックといった理論に拠り所を持ちながら、それらの知見がデータの見方としてクライアント企業様に本当に適合するのかを、見に行けるようオプションとして持っておく。クライアント企業様や私たちの経験、学術理論、データという3つの循環を通して議論していくことで、属人化された経験から来るセンスや勘を超えた、社会への貢献の姿が創出できると思います。

MZ:貴社が目指す姿や、そこに至るまでの組織のあり方についてよく理解できました。最後に、未来のパートナーや仲間になる可能性のある方々へ、メッセージをお願いできますか。

小野氏の写真です

小野:電通クロスブレインは今、第二創業期を迎えています。この記事を読んで、私たちが目指す「データ活用のその先」の価値創出に共感してくださった企業様とは、ぜひ協業を通して新しい事業の形を作っていきたいですね。そして、そのチャレンジングな環境で自らのキャリアを拓きたいと考えているマーケターやデータサイエンティストには、私たちの大切な仲間になってほしいと思っています。

 「なぜ」を問い続け、変化を恐れず、共に進化していく。そんなパートナーや仲間との出会いを楽しみにしています。

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提供:株式会社電通クロスブレイン

【AD】本記事の内容は記事掲載開始時点のものです 企画・制作 株式会社翔泳社

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