佐々木正悟
心理学的見地にもとづいた効率的な仕事ノウハウに定評があり、 書籍やオンライン連載の執筆の傍ら、「タスク管理」「時間管理」のコンサルタントとして活動。
海老名久美
Webメディアを中心に、書評やアプリレビューなどの記事を多数執筆。仕事のために、国内外のテック系ニュースを幅広くチェックしている。
写真の整理は難しい
佐々木「Macの設定なんかについては、自分に合った環境になっているのですが、今、一番困っているのが、写真です。」
海老名「写真って増えていくばかりですよね。整理するのも大変です。」
佐々木「写真はどうやって管理していますか?」
海老名「以前は、AdobeのLightroomを使ったり、Dropboxにまとめたりしていたのですが、今は「写真」アプリで管理しています。結局、iCloudフォトライブラリを使うのが、一番手間がかからなくて楽でした。」
佐々木「なるほど。でも、重複している写真とかあるじゃないですか。それはそのまま?」
海老名「「Duplicate Photo Finder」というアプリを使うと、重複している写真や似ている写真を一掃できますよ。」
デジカメでもスマホでも、写真は増えていく一方
(以下、佐々木)私が子供の頃には「フィルム代と現像代」という制約があって、手軽に何百枚もの写真を撮るなど、考えられませんでした。
それが今では、デジカメも高級なものまで安価になり、スマホでもかなりまともな写真が撮れる時代になりました。もちろんフィルム代や現像代(プリントしないなら)など考える必要もありません。いい時代になったといえます。
しかし制約がなくなったため、あまりにもたくさん写真データがあふれるようになり、それで困ることも多くなった気がします。
撮りっぱなしにしておくと、大事な写真がどこに行ったかわからなくなるし、かといってクラウドストレージなどに保存するとしても、容量の制約があります。無駄な写真や、特に重複している写真などは、どんどん削除していきたいところです。