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KPMG、「グローバルテクノロジーレポート2026」日本語版を発表

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 KPMGコンサルティングは2026年5月19日、最新のテクノロジー動向と企業変革に関する調査結果をまとめた「KPMGグローバルテクノロジーレポート2026」(日本語版)の発表を行った。本レポートは、世界27か国・2,500人以上のテクノロジー分野上級管理職に対する調査及び8名のグローバル企業経営層やAIリーダーへのインタビューをもとに、企業がインテリジェンス時代に対応するための8つのアジェンダを提示している。

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 主な調査結果は以下のとおりである。

 まず、AI活用については、74%の組織が「事業価値をすでに創出している」と回答した。しかし、複数ユースケースでROI(投資収益率)を達成している組織は24%、AIを全社規模で大規模展開できている組織も31%にとどまる。AI、データアナリティクス、サイバーセキュリティの三領域において全体の79%が高い成熟度レベルに達しているが、実際の展開や効果には組織ごとに差が見られる。

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 テクノロジー投資による価値創出の成果についても差が出ている。全体の平均ROIは2倍だが、「パフォーマンスの高い組織」は平均4.5倍のROIを達成している。早期導入や変革重視、サイロ化防止、承認プロセスの効率化、投資判断の柔軟性を備えた組織ほど、高いリターンを得る傾向が明らかになった。なお、パフォーマンスの高い小規模組織は3.6倍、新テクノロジーを早期導入した組織では2.2倍という値が示されている。

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 一方、技術環境の急速な変化や創造的破壊が“常態化”するインテリジェンス時代において、テクノロジー戦略の陳腐化リスクも高まっている。テクノロジー上級管理職の56%が自社戦略がすぐに時代遅れになると回答しているが、パフォーマンスの高い組織では16%にとどまった。こうした組織では、テクノロジー予算の成長投資への配分(42%)や、投資ポートフォリオの見直し、意思決定プロセスの迅速化がみられる。

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 エージェントAIについては、88%の組織が導入投資を進める一方、92%がAI管理能力が今後5年の重要スキルになると認識している。同時に、量子コンピューティングや汎用・超知能AIなど新技術への備えも求められている。

 本レポートでは、インテリジェンス時代に向けた8つのアジェンダとして、学習の加速化、データに基づく投資最適化、柔軟な意思決定と文化形成、AIリテラシー向上と人材戦略、AIファーストの設計・信頼性重視、テクノロジースタックの最新化、戦略的エコシステム構築、新技術時代への対応力強化を挙げた。

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