佐々木正悟
心理学的見地にもとづいた効率的な仕事ノウハウに定評があり、 書籍やオンライン連載の執筆の傍ら、「タスク管理」「時間管理」のコンサルタントとして活動。
海老名久美
Webメディアを中心に、書評やアプリレビューなどの記事を多数執筆。仕事のために、国内外のテック系ニュースを幅広くチェックしている。
Macの動作が重くなったとき
佐々木「これまでに、たくさんのアプリの話をしてきましたが、必要なアプリを常に立ち上げたままにしていると、動作が重くなったりしませんか?」
海老名「重くなりますね。仕事でガリガリ使うので、メモリは積むようにしているのですが、画像編集アプリやブラウザなど、メモリやCPUを食うアプリを常に使っているので、徐々に重くなります。」
佐々木「そのようなときは、どうするのですか?」
海老名「簡単にできることとしては、「FreeMan」という無料のメモリ開放ツールを使って、メモリを開放します。これだけでも、ずいぶん軽くなります。」
佐々木「それ以外では?」
海老名「「アクティビティモニタ」を確認して、起動しているけれども今は使っていない、CPUやメモリを圧迫しているアプリを閉じます。」
ITツールの能力が低下する原因は「メモリ不足」
なんでも買ってきたてはいいものです。
かなり話題がずれますが、最近はやりの断熱効果が大きい下着類も、買ってきたばかりのころに比べ、着古すとやはり「神通力」は低下します。あんまりふつうの股引と変わらないかも、という感じになります。
ただ布類と異なって、ITツールには「神通力が低下する」原因はかなりはっきりさせられます。中でも問題になるのが「メモリ不足」。
とはいえ、Macでは一般にメモリ増設が容易とはとても言えないし、最初から大量のメモリを積みこもうとすると、当然お高くなります。
そこで、とりあえずデフォルトでできる対策からやっていきましょう。