電通総研は2026年10月19日、定量調査「クオリティ・オブ・ソサエティ指標2026」の結果を発表した。「AIをうまく使いこなせている」と認識する人は約3割だった。AIやロボットに自分の仕事を奪われる不安を感じる就労者は30.9%で、前年から7.8ポイント増加した。


同調査は2019年から毎年実施しており、今回はAI活用の程度やAIエージェントの受容度を新たに尋ねた。
「AIをうまく使いこなせている」との回答は全体の29.8%。若年層ほど割合が高いが、最も高い18~29歳でも46.6%と半数に届かなかった。使いこなせていると回答した人の方が、AIエージェントに任せることを「受け入れられる(計)」とする割合が高い傾向が見られた。対象は「資産運用などお金の管理」「趣味が合う友人や恋人と出会うきっかけづくり」「レストランや旅行の予約など余暇の計画」の3場面で、すべてで同様の傾向だった。




仕事を奪われる不安は、前年は若年層で高かった。今年は40代から70代でも増加し、全ての年代で3割前後となって年代差が縮小した。

日本らしい文化として魅力的と感じるもの(複数回答)は、「食文化」54.3%、「自然・風景」51.5%、「歴史的建造物・神社仏閣」51.4%が上位3位で、2023年と同じ順位だった。2023年比では「相撲」(+13.5ポイント)、「盆栽」(+11.1ポイント)、「浮世絵・日本画」(+10.2ポイント)が10ポイント以上増加した。


調査は2026年6月23日~30日、全国の18~79歳の男女12,000人を対象にインターネットで実施した。
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