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インフォテリアとシンガポールのフィンテック企業Dragonfly Fintechが事業提携

金融決済ソリューション「TEPS」と「ASTERIA」シリーズが連携

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 インフォテリア(東京都品川区)は、シンガポールに本社を置くフィンテック企業Dragonfly Fintechと、金融サービス業における決済ソリューションを強化する事業提携に合意したことを発表した。

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 Dragonflyは、東南アジアを中心に金融ソリューションサービス事業を行うフィンテック企業で、複数国間の決済ソリューション「Transaction Ecosystem Platform Solution」(TEPS)などの金融サービスを手がけている。

 TEPSは、高パフォーマンスを誇るプライベート・ブロックチェーン「mijin」を基盤として構築されている。今回の事業提携は、このTEPSを金融機関に導入する際に、インフォテリアのデータ連携ミドルウェア「ASTERIA」シリーズを用いて既存のシステムとの自動連携基盤の構築を図るというパートナーシップになる。

 具体的には、TEPSと金融機関の基幹システムなど既存のシステムとの連携基盤の構築でデータ連携が必要な場合に「ASTERIA」シリーズを用いると、ノンプログラミングでの連携基盤の構築が可能となる。

 これにより、開発期間が短縮されるとともに、TEPSとデータ分析ツールやマネーロンダリング対策となる解析ツールなどとの自動連携基盤も容易に開発できる環境の提供をめざすとしている。

 インフォテリアでは、2015年12月にプライベート・ブロックチェーン「mijin」を製品化しているフィンテック企業であるテックビューロ(大阪府大阪市)と事業提携し、国内外におけるブロックチェーンの普及・啓発活動に注力している。

 フィンテックサービスの多くは、何らかの形で既存のシステムとも連携させる必要があり、連携基盤の構築において、ノンプログラミングであり開発工数の削減にも貢献できる「ASTERIA」シリーズは、フィンテックの導入メリットを最大化する上で不可欠なミドルウェアであるとしている。

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BizZine編集部(ビズジンヘンシュウブ)

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