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クリエイティブ教育の本場KAOSPILOTに学ぶ「未来のリーダー」としての心得

KAOSPILOT クリエイティブリーダーシップ ワークショップ レポート

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 デンマークにある世界で最も刺激的と言われるビジネスデザインスクール、KAOSPILOT。2016年4月19日と20日、校長のクリスター・ヴィンダルリッツシリウス氏とプログラムディレクターのデイビッド・ストークホルム氏によるクリエイティブリーダーシップのワークショップが開催された。本レポートでは、ワークショップを通して学んだKAOSPILOTのクリエイティブな教育や、「クリエイティブリーダーシップ」という独自の定義、リーダーシップに関する内容をレポートする。

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クリエイティブリーダーの学校 KAOSPILOTとは?

 KAOSPILOT は1991年にデンマークで生まれた、“世界で最も刺激的なビジネススクール”と言われている、クリエイティブリーダーを育成するためのビジネスデザインスクールだ。関連書は広く活用するが、「教科書」は一切用いず、理論」「実践」「内省」から学ぶというその教育法は実践的で、未だに進化を続けているという。カオスパイロットの生徒は3年間で常にクリエイティブリーダーシップを試される課題が与えられるが、対外的に提供されるプログラムについては、そのエッセンスが凝縮したもので1.自分を導く、2.他社を導く、3.結果を導くという3つのモジュールに分けられる(2016年5月16日時点)。

クリエイティブリーダーシップ

 今回はKAOSPILOTの校長でありCEOでもあるクリスター・ヴィンダルリッツシリウス氏と、プログラムディレクターのデイビッド・ストークホルム氏が来日し、ワークショップが実施された。主催は日本人初のKAOSPILOT卒業生であり、Biz/Zine連載「クリエイティブリーダーシップとは?」の著者である大本綾氏。3つのモジュールの1つである「自分を導く」を凝縮し、人々がアイデアを大きく膨らませるためのクリエイティブコラボレーションをリードする心得について体感するワークショップとなった。

 ワークショップのタイトルにもなっている「クリエイティブリーダーシップ」は、どのように学ぶことができるのか?

 KAOSPILOTでは繰り返し経験し、心と感性を働かせて学ぶこと、また技術やマインドセットを探求し続けることを積極的に行うこと推奨する。そのために、個々がイノベーションを起こす人材となるために、受講生に合わせた多様なカリキュラムを提供している。KAOSPILOTのクラスは毎年35名前後。「どのように多様性を共存させるか」を常に念頭に置いているため、スキル、経歴、国籍は問わず、それぞれが異なるバックグラウンドを持ったメンバーで構成している。

 講師やクライアントも含め、毎年ユニークな面々で作り上げるのは毎年異なるプロジェクトを行うカリキュラム。それぞれが好きなものを持ち寄り、周囲を巻き込みながら大きくなるパーティーのようなカルチャーを持ったビジネスデザインスクール。プロジェクトが個々の能力を最大化させ、超越し、世界にとって全く新しい体験を生み出すのがKAOSPILOTだ。

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