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「波を起こすサーファーであれ」落合陽一氏がソフトバンクワールドで語った「デジタルネイチャー」の駆け抜け方

SoftBank World 2017 レポート

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次々と作り続けること。わらしべ長者、波をおこすサーファーであること。

最後に落合氏は「若者が今やるべきこと、若者に今させるべきこと」について語った。

次々に新しいテクノロジーが生まれてくる今の時代には、長期的な目標のためにひとつの選択肢にこだわるよりは、「テンションを高めに方向性を保ちながら、わらしべ長者をめざす」ことです。
「自分の力をより有効な探査的な投資に解放すれば、それは自分の富を増やすことになる」とバックミンスター・フラーは言います。未来という同一の商材に対するアービトラージを考えるために、今何をしていくべきか常に考えること。未来の価格は全員同じなので、その価格を推定するには、とりあえず作ってみることです。「波をおこしながらモノを作るサーファーになる」ことです。

未来の価値は万人に等価だが、どんな波が訪れるかは予測できない。ならば自分で波をおこしながら作り続けること、デジタルネイチャーの中をわらしべ長者のように回遊すること。そのようにして経験を積み上げていくことが有効な戦略だということだろう。AIとインターネットがある時代には、そうした生き方が大事だと語り講演を締めくくった。

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