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「クリエイターは福岡に集え!」ヌーラボ、ペンシル、アカツキ、GMOペパボが語る

FCCキックオフイベント(2017/7/8):「恋する」×「働く」~見つけるわたしの福岡暮らし~

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ヌーラボ橋本氏、福岡はQOL高めです!

クリエイティブ人材の福岡へのU/J/Iターン転職者を支援する「福岡クリエイティブキャンプ(FCC)」。第一部ではBuzzFeed編集長 古田氏と、ウミーベのカズワタベ氏のセッションに続き、第二部での福岡のクリエイティブ業界を牽引する企業の代表者が語った。


株式会社ヌーラボ 代表取締役 橋本正徳氏

1人目として登壇したのは株式会社ヌーラボ 代表取締役の橋本正徳氏。派遣プログラマから起業し、ヌーラボをグローバルに活躍する企業へと成長させた。プロジェクト管理ツール「Backlog(バックログ)」、ビジュアルコラボレーションツール「Cacco(カクー)」、ビジネスチャットツール「Typetalk (タイプトーク)」といったソフトウェアを開発・提供しており、本社のある福岡の他、国内では東京・京都にも展開。他にもシンガポールやニューヨークに拠点を持ち、台湾やアリゾナにもリモートで働くメンバーがいる。総勢79名は人種もバックヤードも異なる、まさに「ダイバーシティ」を体現している。

今日は福岡の採用を増やしたくて登壇しました。就業規則は緩く自由度が高め、福岡本社では福岡県率が54%、日本語率83%、子育て中63%というのがヌーラボの雰囲気を表していると思います。子育て休暇が月に1回あり、申告すれば自宅就業やリモートワークも可、他にも書籍購入費の補助など、様々な福利厚生が充実しているのも特徴です。(ヌーラボ 橋本氏)

実際、自宅就業や子育て休暇の利用はもちろん、子どもを連れて出勤しているスタッフもいるというから、その安心感、温かさが測れるというものだろう。橋本氏曰く、福岡はプライベートも含めたQoL(quality of life:生活品質)でかなり高めだという。そのため精神的・心理的安定を担保し、その上でグローバルスタートアップ国家戦略特区になっていることもあり、R&Dやスタートアップ、アジアを中心とした世界展開など、新たなチャレンジがしやすい風土であるというわけだ。

ネットの普及で住む場所など関係ないという話もあるが、実はそうでなく、イノベーションを作る人たちはお互いに引き合ってアイディアを創り出すためにどうしても1カ所に集まるといいます。適度に狭い場所で才能のある人がいるコミュニティで新しいことが生み出される、それが福岡なんです。(ヌーラボ 橋本氏)

たとえば、スタートアップが集積する旧小学校『Fukuoka Growth Next』とか、テクノロジーとクリエイティブの祭典『明星和楽』といったように、コミュニティの人たちが有機的につながってボランタリーで福岡を盛り上げようという気運がとても強い。Facebookグループの『福岡 IT 関連勉強会』に登録すれば、つながりがぐんと広がるという。

「程よく狭い場所に、技術やビジネスを肴に官民学関係なく集まりまくっている」という福岡。ただ、「もうちょい才能が欲しい(橋本さん)」そう。ぜひ我こそはという方、福岡への就業を検討してみてはいかがだろう。

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ペンシル倉橋さん「福岡にはストレスフリーな環境があります」

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この記事の著者

伊藤 真美(イトウ マミ)

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