イベントでは、登壇者として建長寺管長の吉田正道老大師、円覚寺管長の横田南嶺老師に加え、慶應大学大学院教授で「幸福学」を研究する前野隆司氏、スタンフォード大学ウエルネス教育心理学者のスティーブン・マーフィ重松氏、一般社団法人マインドフルリーダーシップインスティテュート代表理事の荻野淳也氏など、ITやテクノロジー、教育、経営、アート、音楽、健康、スポーツ医学といった多彩なバックグラウンドを持った登壇者が講演や体験セッションを行うという。
一般的にこのようなイベントには、公的な助成金などの支援によって支えられるケースも多いが、このイベントは禅的なマインドをもち、実社会ではさまざまな分野に特化した職業人である、市民ボランティアのみで運営されている。
なお、鎌倉学園で行われる特別無料講演を除き、全ての講演とパネルディスカッションは英語に逐次・同時通訳される。
■開催概要
- 日時:9月2日(土)・3日(日)9時~17時
- 会場:建長寺・鎌倉学園(鎌倉市)
- 主催:Zen2.0実行委員会
- 詳細:Webサイト(日本語版)
■講演・パネルディスカッション・体験プログラム
- 基調講演(吉田正道老大師)
- 「禅とマインドフルネス、その可能性について」(横田南嶺/藤田一照/スティーブン・マーフィ重松)
- 「ドラッカーの禅:マインドフルネスとセルフマネージメントの実践について」(ジェレミー・ハンター)
- 「人工知能と悟りの関係」(湯川鶴章)
- 「禅の悟りを求めて」(細川晋輔)
- 「ご機嫌マインドはすべての調和の始まり!応用スポーツ心理学に学ぶご機嫌マネジメント」(辻秀一)
- 「マインドフルネスからハートフルネスへ」(スティーブン・マーフィ重松)
- 「意識と無意識・悟りと幸せ」(前野隆司)
- 「マインドフルネスと子育て(仮)」(松村亜里)
- 「祈るこころは皆ひとつ」(朝比奈恵温)
- 「マインドフルネスで変えていくコレカラの世界~マインドフルネス、コンパッションによる組織と働き方改革」(荻野淳也)
- 「伝承の途絶えた『鎌倉仏師』の復興」(奥西希生)
- 「Let Go and Begin Again手放し、また始めよう」(インツァオ・リウ)
- 「帰家穏坐としての坐禅」(藤田一照)
- 「ちょっとだけ死んでみましょう」(清水ハン栄治)
- 「マインドフルネスと生産性の関係性」(島田由香)
- 「精進料理の今」(藤井まり)
- 「ビジネスにおける『アート』と『サイエンス』のリバランス」(山口周)
- 「茶碗の中の大海を揺らす」(傳田妙京)
- 「禅と修験道日本人と山の思想性」(星野文紘)
- 「静かに坐るためのヨーガ」(西谷安代)
-
体験セッション:事前申込制/定員制
「食べる瞑想」
「禅×Bean to Barチョコレート」(朝比奈恵温/ダンデライオンチョコレート)
など -
特別無料講演
「ビジネスにおける『アート』と『サイエンス』のリバランス」(コーン・フェリー・ヘイグループ 山口周)