価値記述はストーリーで演出し、自分の頭で実感し、検証する
価値記述を行う際になれていないと「安心して住める。」と箇条書きで書く方もいますがこれは良くない例となります。価値記述は、ステークホルダーの価値をストーリー的に演出するものです。その中にあるシチュエーションと手段と価値の言葉の演出が必要とされるのです。ですから、次のような書き方もNGです。
- シチュエーション…購入時~メンテナンス
- 手段 …一貫したサービスの提供
- 価値 …安心して住める
あくまで、価値記述はストーリーの魅力的な演出であり、魅力的な文章創りが目的です。その文章の構成要素が3つあるだけです。これを構造分解して表現するのではなく、自分の頭でシーンを実感することができるかどうかを検証することが大切です。これは「活動」のモデルにより分解され要求化されます。それまでは、参加者の感性を大切にして、価値を示すストーリーを描き、それによって全員でその文章の魅力を感じてほしいのです。