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“打ち上げ花火”で終わらない地域創生の取り組み「DINING OUT」とは?

「DINING OUT UCHIKO with LEXUS」レポート

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地元が今後持続可能な地域創生に挑むための仕掛けとは?

タイトル

 内子座から移動し、ディナー会場となったのは、江戸や明治の面影を色濃く残す伝統的建造物群保存地区の「路上」。目の前の建物は重要文化財の本芳我家住宅だ。カー氏は、以下のように述べた。

ヨーロッパではこうして路上で食事をするケースは多いですが、日本ではとても少ない。利用許可や交通規制など、法律的にも難しいですからね。しかしその町を知り、体感するためには、路上という場所はとても重要です。

 キャストとして今回のDINING OUTの調理を担当したのが、食材を起点にフランス料理の枠にとらわれない柔軟な発想力によって料理を生み出し独自の世界観を持つ、ミシュラン2つ星・大阪「La Cime」の高田裕介シェフ。

 高田シェフは、以下のように述べた。

内子にはさまざまな良い食材がありますが、とくに果物は本当に素晴らしい。この果物を料理に落とし込むことがテーマでした。

タイトルシェフ:高田裕介氏 大阪「La Cime」(ラシーム)
1977年6月22日生 / 奄美大島出身。91年、辻調理師専門学校卒業後、大阪市内のフレンチ、イタリアン数軒で9年間働く。07年、渡仏。「タイユヴァン」、「ホテルムーリス」で修行を積み、09年に帰国。数店を経て、2010年、現店をオープン。2012年ミシュラン1つ星獲得、2016年2つ星に昇格。2017年も2つ星を獲得し、国内外から様々なオファーを受け注目を集めている。食材を起点に、フランス料理の枠にとらわれない柔軟な発想力によって料理を生み出し独自の世界観を持つ。アートや写真、音楽にも興味があり、常に感性を磨きながら表現の幅を広げている。
La Cime ウェブサイト: http://www.la-cime.com

 全10品目で構成されたこの日限りのディナーコースが振る舞われた。

タイトル <メニュー>
アペリティフ『菊芋、チーズ』『新蕎麦のクレープ』『フカと里芋』
1品目『紅葉鯛、じゃばら、唐辛子』
2品目『雉、川蟹、カルダモン』
3品目『もち麦、茸、いりこ』
4品目『茄子、はなが牛、焼きミカン』
5品目『アメノウオ、発酵洋梨、山椒』
6品目『イノシシ、椎茸、黒ニンニク』
7品目(6品目に添えて)『棚田米、鮎、笹』
8品目『どぶろく、人参芋、葡萄』
9品目『栗、自然卵、後発酵茶』
10品目『銀寄栗のエクレア』

 DINING OUTは、その場で終わりの地域創生イベントではない。10品目の「銀寄栗のエクレア」が内子町内5店舗で期間限定販売(2017年12月25日まで)されたという。

 今後も、あらたな魅力を地域と共に発掘し、イベント後に地域の新たな資産となるようなDINING OUTの取り組みに注目したい。


◆DINING OUT UCHIKO with LEXUS 概要

  • タイトル:DINING OUT UCHIKO with LEXUS
  • 日程:2017年10月28日(土)、29日(日)※2日間限定
  • 場所:愛媛県喜多郡内子町 
  • オフィシャルサイト: http://www.onestory-media.jp/ 
  • 主催:株式会社ONESTORY
  • オフィシャルパートナー:LEXUSYEBISU
  • LEXUS特設ページ:https://lexus.jp/brand/dining_out/
  • オフィシャルサポーター:愛媛県内子町、DINING OUT UCHIKO実行委員会
  • 協力:せとうちDMO

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この記事の著者

栗原 茂(Biz/Zine編集部)(クリハラ シゲル)

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

【AD】本記事の内容は記事掲載開始時点のものです 企画・制作 株式会社翔泳社

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