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ブロックチェーン技術で世界にコンテンツをアピールする「ACG Network」のβ版と構想を発表

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 ACG Foundationはアニメーション・コミック・ゲーム等のいわゆるACGジャンルにおける、ブロックチェーン技術を活用した企画実現支援プラットフォーム「ACG Network」の、基幹システムの一部β版完成と、コンテンツ支援のために日本法人ACG Network Japanを東京に設立したことを契機に、ACG Network構想及びサービス内容に関する記者発表を2018年7月3日(火)におこなった。

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 2019年に本格サービス開始予定のACG Networkは、ブロックチェーンの技術と独自のスマートコントラクトを用いたサービス。アニメ・コミック・ゲーム・ドラマ・映画等のジャンルで、コンテンツや企画案の投稿、コンテンツや企画・プロジェクト案に対する応援コメント投稿が可能になっている。加えて資金調達を可能とするクラウドファンディング機能もネットワーク化したプラットフォームとなっている。

エンターテイメント業界の常識を超えた企画実現が可能に

 ACG Networkでは、これまで各業界の企画決定権者である個人の意思に委ねられていた【企画決定】という最重要事項がオープン投票システムによる決定となる。登録会員全員がチェックできる“ガラス張りの状態”で、日本、中国、アジアのみならず、世界中のファンに向けて、直接企画提案のアピールが可能となる。
 これまで、様々な事情でデビューできずにいるクリエーター予備軍が、実質無料でACG Networkに企画を登録・公開し、その価値を全世界に問うことができるという。

ブロックチェーン技術を用いて、容易な資金調達と著作権への配慮を実現

 また、仮想通貨イーサリアムと交換可能なACG Networkの公式トークンであるCATT(Content Aggregation Transfer Token)を発行・運用することで、従来型クラウドファンディングよりも容易な資金調達が可能となる。

 ブロックチェーン技術を用いることで、企画・コンテンツの登録・応援・二次投稿等のユーザー行為が、改ざんや不正がない形でプロジェクト公開後までの全履歴可視化されるようになる。これによって、最初の投稿者が著作権や二次利用の条件を設定できるなど、オリジナルを生み出した創作者に適正な権利が残らないなどの問題が起こりがちなACG等のエンタメ業界において、企画発案者の著作権に関して大きく配慮した仕組みとなる。

 従来型の業界常識や既成概念に囚われずに、ACGジャンルを中心としたすべてのエンタメ事業での新しい価値基準に基づくSTAR Creator誕生システムであり、長年の課題だった志ある真のクリエーター支援・発掘・育成を可能にする解決策を提示するメディアともいえる。

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BizZine編集部(ビズジンヘンシュウブ)

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