電通、クリエーティブ力を生かし知財ビジネスを開始

 電通は、社内クリエーターのアイデアや作品を意匠や特許といった形に「知財化」し、収益化していく新たな知財ビジネスを開始したと発表した。

[公開日]

[著] BizZine編集部

[タグ] 事業開発 知財ビジネス

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 電通のクリエーティブ力を「プロダクト領域」へと拡張するこの知財ビジネスの第1弾として、意匠権を段ボール箱の製造と販売を手がけるタチバナ産業にライセンス供与。その結果、同社から現代の住宅事情やライフスタイルにマッチするスタイリッシュな段ボール製の御札立て「ofudana(オフダナ)」が発売されることになったという。

 基本的な仕組みは、自社で保有する知的財産を他社にライセンス供与することで、導入側からロイヤリティー(知的財産権の利用に対する対価)を受け取るというもの。

 知財の導入側企業のメリットには、技術やデザイン開発費の圧縮、スケジュールの短縮、第三者侵害リスクの低減などがある。特に、技術力や生産力があっても、アイデアやデザイン力での脆弱さを感じている企業にとっては、他社から意匠権のライセンス供与を受けることで、デザイン開発のための初期投資コストを抑えながら、より良いモノを世に送り出せるメリットがあるとしている。