VUILDが発表した「EMARF」は、ウェブ上のアプリケーションを通じて、産地やデザインを選べ、ユーザーが求めるサイズにカスタマイズできる設計システム。
このサービスでは、世界中のデザイナーがデザインテンプレートを投稿でき、透明性の高い形で収入を生み出すことができるという。また、デジタル加工機を所有する全国の生産者が、地域の木材を即座に製品に変え、世界中のユーザーに直販できる仕組みになっている。
VUILDはこれまで、バリューチェーンの川上に位置する製材所・材木屋・工務店など全国30箇所にデジタル木工機器Shopbot(ショップボット)を導入してきた。今回リリースした「EMARF」とShopbotを連動し、地域の材料を用いて、ユーザーに最短距離・最短時間でオリジナルの製品を届ける事が可能になるという。
VUILDは、このEMARFを実際に体験できるイベントを、川崎にあるVUILDの工房にて12月13日(木)16時より行う。イベントでは、EMARFを操作し、Shopbotで木材を加工し、その場で家具を組み立てることができるという。