2026年1月23日、アクセンチュアは、ガートナーが発行した「Magic Quadrant for Digital Technology and Business Consulting Services」(デジタル技術およびビジネスコンサルティングサービス)において、リーダーの1社と認定されたと発表した。本レポートは、データや先端技術、ビジネス戦略を統合したコンサルティングサービスを分析対象としている。
この評価は、アクセンチュアが提供するエンドツーエンドの支援体制や「リインベンション サービス」と呼ばれる独自モデルが、顧客企業の大規模かつ継続的な全社変革ニーズに応えている点が評価されたものだ。アクセンチュアは、ストラテジー、コンサルティング、テクノロジー、オペレーションズなどを統合し、業界横断でバリューチェーン再設計や再構築を実施している。また、生成AIを中心としたデジタル技術およびクラウド導入支援、AIネイティブな独自アセットの開発も進めている。
アクセンチュアの最高戦略サービス責任者(CSSO)であるマニッシュ・シャーマは、「企業は今、技術進化の加速や経済の不確実性、地政学リスク、顧客行動の変化など複雑な課題に同時に直面している。こうした環境下では、ビジョンの策定から価値創出まで一貫して支援できる戦略的パートナーが求められている」と述べ、「リインベンション サービス」によるAIや業界知見、パートナーエコシステムを活用した顧客の最重要課題の解決・迅速なイノベーション支援へのコミットメントを強調した。
また、戦略部門グループ・チーフ・エグゼクティブのムクシット・アシュラフは、「全社変革推進のための統合型コンサルティングの重要性が高まっており、今回の評価には深い業界知識やAIを活用した独自ツール、顧客第一アプローチなどが反映されている」とコメント。「強固なテクノロジーパートナーとのエコシステムにより、顧客の継続的な変革と新たな価値創出を支援する」と述べている。
アクセンチュアは、データとAIへの戦略的投資を行い、生成AIを含むデジタル技術領域への対応強化に注力している。たとえば収益機会創出を支援する「GrowthOS」や生産性向上を実現する「Spend Analyzer」などのAIネイティブアセット開発も進んでいる。これらの取り組みが、最先端技術の採用とイノベーション推進に資する点も評価対象となった。
今回のガートナーによるリーダー評価は、企業変革推進を担う経営企画部門にとって、外部パートナー選定や新規事業創出を進める際の参考になる。また、デジタル変革やAI、クラウド活用が経営課題となる中、エンドツーエンドかつ業界横断の支援モデルを持つコンサルティング会社の活用は今後重要性が増していくと考えられる。
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