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2050年の“貨幣経済の終焉”に向けて生活者に影響を与える、「ブロックチェーン」と「貨幣」の本質

第4回(最終回)ゲスト:慶應義塾大学 SFC研究所 上席所員 斉藤 賢爾氏【前編】

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ブロックチェーンの課題と「お金」の未来

斉藤 賢爾慶應義塾大学 SFC研究所 上席所員 斉藤 賢爾氏
1993年、コーネル大学より工学修士号(計算機科学)を取得。2000年より慶應義塾大学湘南藤沢キャンパスに在籍。2006年、デジタル通貨の研究で博士号(政策・メディア)を取得。同大学院政策・メディア研究科特任講師等を経て、2014年より同大学SFC研究所上席所員。また、2016年より株式会社ブロックチェーンハブCSO(Chief Science Officer)。2017年より一般社団法人ビヨンドブロックチェーン代表理事。専門はインターネットと社会。慶應義塾大学環境情報学部講師(非常勤)。早稲田大学大学院経営管理研究科講師(非常勤)。一般社団法人アカデミーキャンプ代表理事。関東学院大学人間共生学部講師(非常勤)。

佐宗:ブロックチェーンは次世代型インターネットの一つという議論もあります。先ほど、ブロックチェーンに技術的に課題があるとおっしゃいましたが、どんな課題があるのでしょうか。

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