「CHANGEをCHANCE」にという、VUCAに対するマインドセットとは
最も重要なのは「DESIRE:私は誰か?何をしたいのか?」。しかしながら、あくまでそれは出発地点であり、そこから生まれたものにいかにフィードバックを受けながら柔軟に対応し、成長させていくか。それが起業のサステナブルな成長につながっていくというわけだ。
私達はVolatility(変動性・不安定さ)、Uncertainty(不確実性・不確定さ)、Complexity(複雑性)、Ambiguity(曖昧性・不明確さ)という予測不能な時代に面しつつあるといわれています。それを転じてVision(ビジョンを持ち)、Understanding(理解し合い)、Clarity(明快に)Agility(すばやく行動)すれば、変化はチャンスになるはずです。予測不能だからといってグチをいいながら固まるのではなく、まずはアクションあるのみ。体を動かしましょう。経験を重ね、知識がある人ほど、ブレーキ機能が強く、評論家になりがち。評論して何かをストップすることは簡単です。やってみるほうが難しい。だからこそ、ぜひとも行動していただきたいのです
CHANGEとCHANCEではたった一文字異なるだけ。予測不能な変化の時代こそ、世界をより良く変えるチャンスでもある。そしてそれは荒唐無稽なことではなく、身近な人を幸せにすることにもつながる。そのためにはまずは自分から動き出すことが大切だ。山川氏は繰り返して強調し、最後は会場全体での「I will do something.」「I will take action.」「I will change my world.」の合唱で、講演のまとめとした。