メチャカリは、ストライプインターナショナルが提供するファッション向けのサブスクリプションサービス。同社が展開するearth music&ecologyをはじめ、人気ブランドの新品アイテムを月額5,800円(税別)で、何度でも借りることが可能。アプリダウンロード数は100万件を突破している。
今回のヤマト運輸との配送連携で同社が改善したいのはユーザーの利便性、いわゆるUXだ。これまで「集荷を待つ時間がもったいない」「出勤前に出したいが、朝のコンビニは混雑していて出しづらい」「毎回送り状を書くのが面倒」などの声が挙がっており、商品返却時の利便性はUX向上に必要不可欠な点だった。
一方、ヤマト運輸は、2017年12月より、フリマやオークション事業者向けに配送連携APIの公開を開始している。アプリなどに登録した情報を利用し、スマフォを介して送り状を発行できるようになり、返送の手続きがスムーズになることから、フリマアプリなどのユーザーから好評を得ていた。
今回メチャカリは2019年6月26日(水)より、配送連携APIを導入。これにより、商品返却時の送り状記載が不要になり、これまでの返送方法に加え、全国約4,000箇所のオープン型宅配便ロッカー「PUDO(プドー)ステーション」の利用も可能となる。ユーザーは自身の都合に合わせ、かつ非対面でも返送可能になるという。