イノベーションの起爆剤となる企業間のコラボレーション
MELDSの要素を取り入れ、AIと人間の協業を推進するにはいくつかの選択肢があります。特に、データやスキル(人材)といった面を自社で賄うか、他社と協力して互いに融通し合うかは重要な選択です。
業界や技術が細分化・複雑化する一方である昨今、アクセンチュアでは必ずしもすべてのデータや人材を自社の中で取り揃え、取り組みを自社だけで完結させる必要はないと考えています。むしろ、業界やケイパビリティの異なる企業・組織が互いに協力し合うことで、リソース配分が効率化されるだけでなく、従来にはない発想を生み出せる可能性が圧倒的に広がります。ここに企業・組織がコラボレーションし合うことの重要な意味があります。コラボレーションは単なるコストの最適化に留まらず、イノベーションを引き起こす起爆剤にもなり得るのです。