“自分たちのニーズ”をベースにした開発がユーザーのニーズを満たす
畠山:2011年には写真編集ソフトのPhotoDirectorを発表しましたよね。写真編集の領域ではAdobeのPhotoshopが既に圧倒的なシェアを誇っていたと思いますが、後発でも写真編集ソフトを出した理由をおしえてください。
Peng:PowerDirectorの中でも簡単な写真の編集はできますが、CyberLinkとして写真編集に特化したソフトはありませんでした。動画編集にPowerDirectorを使っている多くのユーザーも、写真編集は他社のソフトを使う必要があります。でもそれだと使い勝手が悪いですよね。同じ会社のソフト同士が連携し、ワンストップで使えた方がいいと考え、後発であっても写真編集ソフトも手掛けることにしました。