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DXの核心は価値を基軸にした事業のサービス化にある 『サブスクリプションシフト』発売

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 デジタルトランスフォーメーション(DX)の時代が到来し、ビジネスの形も変化しつつある。その中核にサブスクリプションがあると唱えるのが、翔泳社から1月14日(火)に発売となった『サブスクリプションシフト』の執筆者である荻島浩司氏だ。本書では、DXが実現されていく世界を見据え、どのようにこのチャンスを活かしてビジネスや働き方を変革していくべきかが語られている。

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サブスクリプションシフト DX時代の最強のビジネス戦略』は、勤怠管理や電子稟議といったSaaSを展開するチームスピリットを率いる荻島浩司氏による、DXが普遍的になった世界で生き残るための戦略について解説した1冊。

 荻島氏はDXを単なるデジタル化とは区別し、業務が機械化したり紙が電子化したりすることではなく、たとえば出版というビジネスが新たなメディア産業やまったく新しい産業に変化することだと説明している。たとえば、自動車メーカーは自動車そのものではなく移動という価値を基軸にして宿泊や小売などを伴ったMaaS(Mobility as a Service)という新しいビジネスを創造しようとしている。

 その中核にあるのがあらゆるビジネスのサービス化であり、サブスクリプションだ。本書では萩島氏が取り組むSaaSビジネスとサブスクリプションの視点から、来たるべきDXの世界で創造性を高める考え方について解説。DXをチャンスとして捉え、どのようにビジネスに活かせばいいのか、萩島氏の経験と先見性をもって説明されていく。

 日本の生産性が低いという問題についても取り上げ、DXによって働き方をどう変えればいいのかを検討。業務効率化から創造性を発揮するための具体的な方法論が述べられている。最後の第7章ではチームスピリットのストーリーが語られており、萩島氏がどのような過程を経て本書で示された考え方を持つに至ったかを知ることができる。

 流されるままDXの潮流に乗るのではなく、自社のビジネスをDX時代にどう対応させていくべきかのヒントが詰め込まれた本書。今まさにDXに向き合っている方におすすめしたい。

目次

第1章 DXとサービス化
第2章 SaaS/サブスクリプションとは何か
第3章 SaaS/サブスクリプションのビジネス戦略
第4章 真の働き方改革をDXでどう実現するか
第5章 DX時代の生産性の方程式
第6章 創造性とビジネスモデル
第7章 すべての人を創造する人に──チームスピリットのストーリー

サブスクリプションシフト

Amazon  SEshop  その他


サブスクリプションシフト
DX時代の最強のビジネス戦略

著者:荻島浩司
発売日:2020年1月14日(火)
価格:1,600円+税

本書はDXの時代を牽引するビジネスを解説し、新しいビジネスを生み出すための新しい働き方、生産性や創造性についての考え方を紹介します。

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この記事の著者

渡部 拓也(ワタナベ タクヤ)

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

【AD】本記事の内容は記事掲載開始時点のものです 企画・制作 株式会社翔泳社

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