UoCの最大の特徴は、社会に向けて場を開くことにより、産官学、文理芸、社内外の壁を超えた「多様なクリエイティビティのぶつかり合い」を生み出していくこと。<対話セッション>では、「すべての人は、生まれながらにして、創造的である」という信念のもと、国籍、職業、年齢、ジェンダーを超えて集まる多彩なカタリストと参加者たちの対話によって新時代のクリエイティビティを共有する。
<基礎研究・応用研究>では学術研究者と企業のR&D担当者、テクノロジストやデザイナーが議論を重ねながら社会と経済の成長のためのクリエイティビティを探究。<社会実験プロジェクト>では大胆な産官学民の連携によって新しい文化経済圏の創出や仕組みづくりに取り組んでいくとしている。
UoCは企業内大学ではなく、社会人や学生を問わず、すべての人が参加可能なオープンプラットフォーム。博報堂本社(東京都港区赤坂 赤坂Bizタワー)内に開設するスペースは、訪れる人々にさまざまな刺激と創発的な出会いをもたらすことを意図している。2020年春の開校に向けて、プログラムの詳細設計、基礎研究の開始、研究員の社内公募、建設工事などを順次開始するとしている。