今回JCBが検討を開始したKeychainは、様々な業種の企業に対して、ブロックチェーン上でデータセキュリティとIdentity基盤を実装できる、「Keychain Core」を提供している。
Keychain Coreは、どのブロックチェーン基盤上でも利用できるアプリケーション開発フレームワーク。企業は既存のインフラやアプリケーションと簡単に統合ができ、IoT、スマートフォン、PC、スマートウォッチなどのデバイスを問わず対応することができる。Keychain Coreの導入により、企業は以下のような事が実現できます。
- ユーザーによる自己主権的なデジタルアイデンティティの管理(Self-Sovereign Identity)
- データ・セントリック・セキュリティ
- セキュアなワークフロー
- シームレスな契約締結
- 決済インフラのデータ整合性向上
- デジタルアセットの発行
JCBは、ブロックチェーン技術を有するKeychainと決済領域におけるブロックチェーンの活用について検討することで、サイバーセキュリティの強化、次世代の決済領域におけるオペレーション整合性の向上など、新たな決済ソリューションサービスの提供を目指すとしている。