自社のビジネスニーズを把握して全社で戦略的に取り組む──トップ企業に見るAI活用
AIの活用が進むトップ企業とそうではない企業の大きな違いは、意図的にAIを活用しているかどうかです。つまり、AI活用そのものを目的にするのではなく、企業が直面する課題に対してAIを活用する戦略やビジネスモデル、組織構造が明確に定義されていることが非常に重要です。先ほど紹介した16%のトップ企業のうち、71%の企業がこれを実現できているのに対して、調査した日本企業は平均35%と半分未満の数字に留まっているのが現状です。