様々な企業との提携が生み出すWaaSのエコシステム
住友生命は、Vitalityをキーとして、単に健康増進を促すだけではなく、顧客との日常的な接点機会により、様々なアプローチで顧客にWell-beingを提供することを目指す、WaaS(Well-being as a Service)という概念を掲げている。先に述べたような様々な取組みが行えるのは、住友生命が現時点で社会課題解決に向けた理念を共有する16社のリワードパートナーとの提携を行っており、WaaSのエコシステムにより協力しあっているからである。
Well-beingとは「身体的、精神的、そして社会的に健康で安心な状態」を指す。顧客にとって、健康は手段・ベースであり、その先の豊かで幸せな輝く人生こそがWell-beingの状態だ。その状態を目指すために、これまで各社がスポーツジム、コーヒー、ホテルサービス、と単発かつピンポイントで顧客と接点を持っていた状態を、Vitalityがキーとなって日常生活の中に溶け込む形でサービスを提供し、動機付けをするようなエコシステムを作っている。今後さらにこのWaaSのエコシステムに参加する企業が増えれば、Vitalityによる顧客のWell-beingへの影響もより大きなものになっていく。