今年で11年目を迎えた『グローバル・ヒューマン・キャピタル・トレンド』は、人事、人材、リーダーシップに関するグローバル調査で最大級のもので、今回は世界99か国の約6,000人の人事部門責任者と管理職等へのアンケートをもとに、人事・組織・働き方のトレンドを解説している。
今年のレポートでは、『グローバル・ヒューマン・キャピタル・トレンド2020』で取り上げた5つのトレンドを更に深掘りし、組織が「生き残り」から「成長」へとマインドシフトし「ソーシャル・エンタープライズ」へ変革していく上で必要な「人間らしさ」をどのように引き出すことができるかを考察している。
『グローバル・ヒューマン・キャピタル・トレンド2021』にて紹介する5つのトレンド
- ウェルビーイング:制度の充実だけでなく、組織文化としてウェルビーイングを仕事の「在り方」と融合させる
- 新しいスキルの獲得を超えて:従業員の自立性と選択権を尊重し、学習意欲、適応性、やりがいを高める
- スーパーチーム:更なる「人間らしい」働き方を目指しテクノロジーを活用した「スーパーチーム」を結成する
- 人材戦略:リアルタイムデータを用いて、将来の価値創造の在り方を見据えた洞察を導き出し、組織と従業員の価値を高める
- HRへのメモ:HRの役割を制度の導入と推進にとどめず、組織全体における変革を主導する役割にシフトさせていく