SBIグループは、新型コロナウイルス感染症拡大で明らかになった医療統計データの利活用の重要性に着目し、メディカルインフォマティクス分野を今後の事業展開の新機軸の一つに位置づけている。MDVは2020年11月10日にSBI FinTech Solutionsの親会社であるSBIホールディングスと資本業務提携契約を締結し、双方の知見、ノウハウ、ネットワーク等を活用した協業を推進している。今回のSBI FinTech SolutionsとMDVの業務提携は、医療機関向けの様々な金融関連サービスの課題に対するソリューションを提供していくSBIグループ戦略の一環だという。
SBI FinTech SolutionsとMDVは、メディカル金融分野において、まずはMDVの保有する医療機関とのネットワークとSBI FinTech Solutionsの保有する金融ノウハウを活用した医療機関向けのファクタリングサービスの展開を予定している。お互いの強みや経営資源を共有することで、両社の更なる発展と顧客便益の向上を目指し、メディカル金融事業の拡大や新サービスの共同開発等を推進していくとしている。