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ISID、横浜銀行ら地域金融機関5行の次世代SFA・CRM/融資審査システムの開発に着手

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 電通国際情報サービス(以下、ISID)は、横浜銀行、東日本銀行、北陸銀行、北海道銀行、七十七銀行の5行が、新たに共同利用予定である次世代SFA・CRM/融資審査システムにおいて、同社が開発パートナーとして選定され、エヌ・ティ・ティ・データ・フォースと共に開発に着手したことを発表した。

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 このシステムは、5行の渉外業務における新たな営業スタイルの確立を目指し、「顧客情報活用の高度化」「業務の全体最適化」の実現に向け構築するもので、2024年の稼働開始を予定している。

 ISIDは、このシステムの提供を通じて、5行の戦略領域における営業活動とオペレーションの変革実現を支援していく。また、地域金融機関における顧客コミュニケーションの質的・量的向上を支援し、地域金融機関と顧客の安定的な信頼関係構築に貢献することにより、地域経済の発展に寄与していくとしている。

システムの特徴

1.顧客とのコミュニケーションの質的向上をサポートする仕組み

 融資審査や営業支援など「業務」起点の個別最適を重視した仕組みから、一元管理された「顧客」情報起点で業務を横断的に捉える全体最適のシステムを構築。顧客情報の重複や連携不備をなくし、1回の情報入力で様々なデータ、帳票に自動反映が可能なシングルインプット・マルチアウトプットへ変革する。顧客情報の更新や検索にかかるオペレーション負荷を低減することに加え、顧客ニーズに対してきめ細やかな対応や最適なサービス提案が可能となる。

2.アマゾン ウェブ サービス(AWS)上のワンプラットフォーム型システム

 複数のシステム上で個別に実現していた「営業支援」「顧客管理」「融資審査」に関わるすべての業務プロセスの機能を、AWS上にワンプラットフォーム型システムとして構築する。個人および法人顧客に関わるあらゆる情報を一元管理し、適切なタイミングで付加価値を付けた情報として利用できるシステムを実現する。

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BizZine編集部(ビズジンヘンシュウブ)

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