この協業でソフトバンクとOneWebは、日本およびグローバルでの市場開拓や市場競争力強化のための通信技術および商品開発、サービス提供における許認可の取得、地上局の構築などに共同で取り組んでいく。
ソフトバンクは、世界中にインターネットを届けることで、通信環境が整っていないアナログな産業を一気にデジタル化して変革する社会を実現するため、OneWebの低軌道衛星通信サービスなどを利用して、シームレスにつながる先進的な通信サービスやDXソリューションの提供を目指すという。
OneWebは、648基で構成される衛星コンステレーションのうち、2021年4月26日に36基の打ち上げに成功したことで、これまでに182基の打ち上げを完了している。今後、商用環境での実証試験やデモンストレーションを実施して、2021年末までに北緯50度以上の地域で、2022年には世界中で商用サービスを開始する予定だとしている。