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富士通、リクルートの新オフィスにAIレジレスシステムを導入

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 富士通は、リクルートの新社屋事務所内に2021年5月19日にオープンする社員向けコンビニエンスストア「BeeThere Go」に、AIレジレスソリューションZippinを活用したレジレスシステムを導入したことを発表した。

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 このレジレスシステムでは、カメラや棚センサーなどのIoT機器とクラウド上のAIを組み合わせることで、来店客の動きや購入商品を判別し、自動で決済を行う。これにより、レジ待ちストレスが無い、スピーディーな購買を実現するとともに、来店客と店舗の従業員との接触機会を減らし、安心で安全な購買空間を実現するという。

 また、月週日別の売り上げの確認や、日常的な商品の価格変更などを簡単に管理Web画面から行える新機能を提供。これらの機能により、店舗の従業員の作業をより省力化することで、日々の売り上げに応じた柔軟な販売施策の実施が可能になる。

 富士通は今後も、ストアシステムを前提としないSaaS型AIレジレスソリューションを提供することで、新規小売業参入企業によるマイクロマーケットへの参入を促し、レジレスによる新しい購買スタイルの普及に貢献していくとしている。

Zippinを活用したレジレスシステムの概要

 来店客は、当社が開発したスマートフォンアプリ「BeeThere Go」アプリを事前にダウンロードし、クレジットカードの情報を登録した後、アプリで表示されたQRコードを入口ゲートのセンサーにかざして入店。入店後の来店客の動きや購入商品は、店内に設置されたカメラや棚センサーなどを通じて収集されたデータをクラウド上のAIで処理することによって判別する。これにより、来店客は購入したい商品を手に取り、そのまま退店するだけで自動的に決済が完了し、退店後にスマートフォンに送られる電子レシートで購入履歴を確認することができる。

 このレジレスシステムでは、これらの来店客向け機能に加え、月週日別の売上確認や日常的な商品の価格変更を簡単に管理Web画面から行える新機能を提供する。これらの新機能により、来店客のニーズへの素早い対応や、売れ筋商品分析が容易になり、店舗の従業員の作業をより省力化しながら、日々の売り上げに応じた柔軟な販売施策の実施が可能となる。

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BizZine編集部(ビズジンヘンシュウブ)

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