「Nonprofit Cloud」は、非営利団体向けのソリューションで、資金調達、プログラム・マネジメント、マーケティング、テクノロジーの各部門間の共同作業を可能にし、高い生産性を実現することが可能だという。「Nonprofit Cloud」の利用により、非営利団体の関係者は自身の組織とあらゆる関連情報を一元化された画面で共有することができ、団体の活動資金集めや団体運営をサポートし、非営利団体ならではの独特なニーズを満たすことができるとしている。「Nonprofit Cloud」は、Salesforce Customer 360プラットフォームと業界標準のデータモデルである「NPSP」をベースに構築されており、世界No.1のCRMをNo.1の非営利団体向けCRMへと進化させたもの。これによって、非営利団体は異なるシステムとの接続やプロセスの合理化、重要な意思決定ポイントの表示など、団体運営に必要な機能を手に入れることができ、サポーターや寄付者、有権者のニーズに俊敏に対応できるようになるという。
今回「Nonprofit Cloud」および「NPSP」を採用したプラン・インターナショナル・ジャパンは世界70カ国以上で活動を展開する国際NGOプラン・インターナショナルの一員であり、内閣府に認定された公益財団法人として、子どもの権利が守られ、女の子が差別されない公正な社会を実現させるために活動している。
プラン・インターナショナル・ジャパンでは、従来の寄付者管理システムを刷新し、ミッションを達成するための体制強化を図るとともに、より満足度の高い寄付者体験を生み出すことを目指し「Nonprofit Cloud」および「NPSP」を採用。例えば、支援者の問合せや要望を分析しやすい形で「NPSP」にデータ蓄積していくことで、日々変わる状況に素早く適応し、常に最適なサービスを提供できるようになることを目指している。また、本ソリューションは、オフィスにいなくても団体職員がいつでもどこでも日々の業務や職員間のコミュニケーションを取れるようになるため、柔軟で場所にしばられない働き方とともに、これまで以上に効率的で安全な運営の実現を目指している。
セールスフォース・ドットコムでは、創業当時より、「1-1-1モデル」と呼ばれるビジネスと統合した社会貢献活動を行っている。「1-1-1モデル」とは、製品の1%(寄贈・割引販売)、株式の1%(助成金)、就業時間の1%(ボランティア)を活用してコミュニティに貢献するという社会貢献モデルで、この度、プラン・インターナショナル・ジャパンが導入した「Nonprofit Cloud」は、本社会貢献モデルの「製品の1%」の還元に基づき、セールスフォース・ドットコムが非営利・教育機関向けにSalesforce製品を特別に無償・割引価格にて提供する製品となる。