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Sansan Data Intelligence、Salesforceと自動連携を開始

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 2026年3月5日、Sansanはデータクオリティマネジメントサービス「Sansan Data Intelligence」とSalesforceとの自動連携開始を発表した。これにより、Salesforceに登録されている取引先データを自動で正確かつ最新の状態に保つことが可能となる。さらに、Salesforceが提供する自律型AIエージェント基盤「Agentforce 360」などでの高度なデータ活用が行えるようになった。

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 背景として、営業活動やマーケティングなど企業経営において取引先データは不可欠だが、多くの企業では部門やシステムごとにデータ管理が分断されており、重複登録や表記ゆれ、情報反映漏れなどが課題だった。Sansanの調査では、情報システム担当者の約8割がデータ不備を経験しているという。こうした問題は顧客分析や戦略立案の精度低下、生成AI活用時の誤判断リスクにつながる。

 Sansan Data Intelligenceは、名刺や請求書などのデータ化技術とノウハウを基に、複数システムに分散した取引先データを統合・更新し、高品質を維持するサービスである。今回、全世界で15万社以上に導入されているSalesforceとの連携により、より多くの企業でデータ品質維持と活用高度化が実現できる。

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 主な機能は、CRMやSFA、基幹システムで管理される取引先データを800万件超の独自データベースにより名寄せ・構造化し、重複や表記揺れ、欠損や古い情報などを自動で更新・補完する点にある。これにより、Salesforce利用企業は取引先データの高品質維持が可能となり、手作業によるメンテナンス工数を削減できる。

 また、従業員規模や業種、財務情報などの属性情報も付与され、Salesforce上のデータに反映される。この拡張情報により、より精度の高い顧客分析や戦略立案が可能となる。企業やグループごとに一意の識別コードも付与され、企業間の関係性把握も支援される。2026年1月施行の中小受託取引適正化法対応における取引先判別にも活用できる。

 さらに、Sansan Data Intelligenceで高品質化された取引先データは、Agentforce 360や「Data 360」で活用でき、正確なデータに基づいたAI活用や高度な分析・戦略立案を支援する。

 なお、Sansan Data Intelligenceは、Salesforce AppExchangeにも掲載が開始された。

 Salesforceを通じたビジネストランスフォーメーションの加速に寄与するサービス連携であり、経営企画・DX・データ戦略部門に有用な新たな選択肢となる。

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