このサービスは、従業員がウォーキングや階段の利用、体重管理など、健康増進の活動を行ったことに対して企業がポイントを付与し、従業員はポイント数に応じて飲食チケットに交換し、地域の飲食店で利用できるというもの。従業員の運動不足解消や、健康意識向上を促進することにより、企業の健康経営に寄与すると同時に、地域の飲食店の利用促進を行い、地域活性化にも貢献する。
今回の実証実験では、凸版印刷と西部ガスグループの一部従業員、および福岡市内の一部飲食店を対象として、サービスの検証を行うという。なお、実証実験の結果を踏まえ、今後3社は正式にサービスの共同開発および販売を行う予定だとしている。
また、取り組みの中で、リモートワークとなった社員の健康状態把握や、福利厚生面などでの課題を感じている企業と、時短営業などで大きな影響を受けている飲食店の支援も目指しているという。