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これからの「プロジェクト推進」を考える

なぜ新規事業開発はうまくいかなくなったのか──これからのプロジェクト推進を考える

第1回

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「スクラム」「ホラクラシー」でも実施されている定例ミーティング

 「会議」「ミーティング」と聞くと、多くの人は組織内で行われる会合をイメージされると思います。その規模や種類、実施目的は様々です[1]

機能による分類

  • 伝達会議:情報の伝達とその確認を目的とする。
  • 創造会議:問題解決を目的とする。課題に対して問題を分析したり、その解決策を考えたりするために行う。
  • 調整会議:組織間での様々な調整を目的とする。部門の利害を調整したり、部門ごとの行動の無駄を検討したりする。
  • 決定会議:企業行動を決める意思決定を目的とする(日本では根回しが終わっていて、儀式的に決定するだけになっていることが多い)。

人数による分類

  • 少人数会議(3〜9人):創造会議やしっかり討議する決定会議に適している。
  • 中集団会議(11〜30人):伝達会議や調整会議などが多い。
  • 大集団会議(31人以上):伝達会議が中心で、議長団と議事運営が事前にしっかり決まっている。

 今回、私たちが取り上げる「定例ミーティング」は、組織における会議ではなく、あくまでも個々のプロジェクトに紐づくものとして捉えています。所属組織に関係なくプロジェクトに携わるメンバー全員が集い、定期的に状況の変化を把握し、課題や疑問点などをその都度あげて解消しながら、次のアクションにつなげていくために実施するものです。

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この記事の著者

定金 基(サダカネ モトイ)

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