今回の「B-STAGE」は、これからのベネッセの課題解決に向けて恒常的に取り組んでいけるよう、1970年代から開催してきた社内提案制度をリニューアルし、経営のシステムに組み込んだベネッセグループの新 “社内提案制度”だという。
ベネッセは、社員にとって参加しやすく、かつモチベーションも高まる制度であることを狙い、以下のような工夫を行っている。
- 新規事業提案・業務改革提案という2部門を同時設置
- コーポレートスタッフ部門、事業戦略・事業基盤部門など社内横断的な事務局体制で企画支援
- 選考結果の次年度事業計画への反映
- グループの社員全員が1名からでも参加可能、かつ複数の案件の応募が可能
- 社外のメンバーも交えたチームでの提案も可能
- 提出書類はテキストだけのペーパー1枚のみで可能
- 応募をサポートするための社員向けワークショップなど社内イベントの開催
- 社長ほか経営が社内動画で企画の重要性や積極的な応募を呼びかけ
この結果、6月14日のエントリー開始から8月25日の応募締め切りまでにエントリー総数1,782件の応募を得て、9月の1次審査へステップを進めることとなったという。
テーマ
新規事業提案部門
- 既存事業のオーガニック成長、および周辺領域でのインオーガニック成長を実現する
- 当社の経験値や強みを武器に、地域や対象を広げた新規事業を創造する
- SDGsという社会からの要請、ベネッセとして実現できる社会課題解決事業へ挑戦する
業務改革提案部門
- 日々の業務のなかにおける矛盾や問題意識
- 自身のアサイン、現業の範囲では解決できないが、解決すべきテーマへの取り組み