API galleryは、フィンテック企業や自治体など「API利用者」と金融機関など「API提供者」をつなぐオープンなプラットフォーム。API利用者は特定の企業や団体のAPIに縛られず、幅広いAPIを無償で検索することができる。API提供者はAPIを無償で公開でき、API利用促進を通じて自らのサービス普及につなげることが可能となる。
NTTデータは新しい金融IT戦略である「Open Service Architecture(OSA)」のコンセプトに基づき、API galleryで組込型金融(Embedded Finance)や金融機関と行政機関のシステム接続など業界の垣根を越えたデジタル化を推進していく。同社は、API galleryを日本最大の金融APIエコシステムへ成長させるため、本年度中に金融機関/企業を合わせて200団体以上の参加を目指すという。また、2022年1月をめどにSlack等を活用したAPI利用者同士のコミュニティー機能も追加する予定だとしている。